京都に行きたい。でも、時間も懐も余裕がない。という方にうってつけなのが、
往復新幹線のぞみ指定席で行く、JR東海ツアーズの「日帰り1day京都」プラン。 とは言うものの、私はJR東海ツアーズの回し者ではありません。あしからず。 今回は、私がかつて「日帰り1day京都」を使って実践したコースプランをご紹介しまーす。 と同時に、これまでblogにアップした画像もお楽しみくださーい。 まず、最初に目指すのは、この「大山崎山荘」。 おっと、その前に「日帰り1day京都」のお得な内容について少々ご説明を。 このプランは、往復の新幹線チケットとクーポン付きで、1万9800円前後。 (時期により異なります。シーズンの時はお高め。) ま、東京~京都間のぞみ指定は、ニュー新橋ビル内のチケット屋でも、 片道1万2250円が底値。往復するだけでも、かるく2万4500円はしちゃう計算です。 それに、私の時は駅の売店などで使える3000円分のクーポン付きだったので、 京都に着くなり日本酒を購入したり、お友達は会社にお土産を買ったりしていましたが 最近は駅構内の売店は遅くまでやっていますので、帰りで大丈夫かと。 但し、帰る前に楽しく食事をしてお酒を飲んで・・・とやってると、忘れちゃうのでご注意を。 ではでは、日帰り1day京都を使っての京都旅行、はじまり、はじまり~♪ 一応設定は、土曜日と言うことでご案内します。始発は6時ですが、ちと早過ぎるので・・・ < 6:30 > 東京駅発、のぞみ5号に乗車!に乗ると仮定します。 < 8:51 > 京都駅着。 そして、この「大山崎山荘」へは・・・ < 9:31 > 京都駅発、JR東海道本線・西明石行に乗車。 < 9:45 > 山崎駅で下車。運賃210円。改札は一つ。 改札を出て左方向、駅前の公衆トイレの前から無料送迎バスに乗ります。 < 10:05 > 無料送迎バスの始発時間です。詳しい時刻表はこちら。 もーし、早く着いてしまったら、駅前のかわいいカフェ「cafetabitabi」で、コーヒーでも。 もちろん歩いてでも行けますが、途中急な坂もあるので、 ここはムダな体力消費は控えておこうかと・・・ < 10:10 > 大山崎山荘に到着。入場料700円。 大山崎山荘の素晴らしさ、楽しみ方は、以前ご紹介した記事をご参照ください。 実業家、加賀正太郎が自らの山荘として、晩年の多くの時間を費やし設計した建物と庭、 テラスから望む、宇治、木津、桂の三川が一つとなる雄大な風景をお楽しみください。 < 10:55 > さて、帰りも無料送迎バスに乗るとします。 少々慌ただしいですが、見所を押さえ、テラスでお茶をしなければ、案外ゆっくりできます。 無料送迎バスは、JR山崎駅では下りず、次の阪急線大山崎駅まで乗ります。 < 11:05 > 阪急大山崎駅に到着。そこからは、 < 11:10 > 阪急大山崎駅発、阪急京都本線準急・河原町行に乗り、 < 11:22 > 阪急桂駅で、同じホームの反対側に来る < 11:25 > 阪急京都本線特急に乗り換え、 < 11:33 > 阪急河原町駅に到着。運賃260円。(特急料金は不要です。) 出口5番で地上へ。そこは四条通りと木屋町通りの交差点。 四条通りから左方向、四条大橋に出るすぐ手前を左へ入ると、そこは先斗町。 こんな風情ある小道が、四条通りから北上し、三条通りの少し手前まで続いています。 突き当ったら左へ。高瀬川沿いの木屋町通りに出たら右へ。 三条通りの交差点手前右にあるのが、悲運の武将、豊臣秀次を祀る「瑞泉寺」。 お散歩コースは、高瀬川沿いの木屋町通りを北上して、 御池通りに出る50m手前の右側にあるエンパイヤビルの10階にある < 12:00 > 12時オープンの超眺めのよいカフェ「AceCafe」でランチをどうぞ。 人気の窓際席も、オープンと同時に入れば楽々ゲット。 見てください。この眺め! 北は比叡山から南は清水寺までを一望。正面の東山はこれから行く南禅寺界隈です。 眼下には水鳥が遊ぶ美しい鴨川が流れ、お散歩中のワンコに癒されますよ。 (す、すみません。。。Acecafeは最近ランチはされなくなりました。 なので、同じく鴨川ビューの三条木屋町にできたAcecafeの姉妹店“Sunny”へ、どうぞ。) 四条通りからこのAceCafeまでは、途中からだし逆コースではありますが よろしければ、こちらの記事に詳しくご紹介しています。 < 13:00 > 日帰りなので、そろそろ出発! エンパイヤビルからは、ビルを背にして右方向、御池通りに出たら左へ。 市営地下鉄・京都市役所前駅の入口があります。 < 13:17 > 京都市役所前発、市営地下鉄東西線・六地蔵行に乗り、 < 13:22 > 蹴上駅下車。運賃210円。 京都市役所前は進行方向前寄りで乗ると、下りた時にエスカレーターがあって便利。 改札出る手前のトイレにもぜひ。出口1で地上へ。エスカレーターがあるから楽ちんです。 地上に出た所を流れているのは、国道1号線。 東海道をはるばる日本橋から歩いて来た気分になれる場所であります。 この1号線沿いに右手にしばらくゆるい坂を下って行くと、このトンネルが右側に。 ここからは、「ねじりまんぽ」と呼ばれるこのトンネルをくぐりインクラインへ。 インクラインへは、以前ご紹介した記事をご覧ください。 そして、インクラインから疏水沿いに・・・ 南禅寺の水路閣を見て・・・ 山門・・・ 碧雲荘前の道へ。 こちらも、以前ご紹介したこの記事をご覧ください。 < 14:05 > バス停「南禅寺・永観堂道」から、5系統「岩倉操車場」行きに乗ります。 詳しいバスの時刻表はこちらでご確認を。 < 14:20 > バス停「浄土寺」で下車。運賃220円。 「南禅寺・永観堂道」からは、わずか4つですが、土曜日は混むし時間がかかります。 バス停に着いたらすぐ先の角を左(西)へ。最初は平たんですが、やがてゆるい登り坂に。 突き当たったら、右前方に公衆電話box。 その先に、次に目指すカフェ「茂庵」の案内板が出ています。 < 14:40 > 茂庵に到着。 土曜日の設定なので、紅葉などのシーズン時はすぐには入れないことも。ですが、 この市中の山居と言う形容がふさわしい、素晴らしいカフェ「茂庵」ははずせません。 西向きの窓からは、眼下に広がる京都の町の向こうに西山の山々が見渡せます。 その西山の最南端の山こそ、朝一番に訪ねた大山崎山荘がある天王山。 茂庵も詳しくは、こちらの記事をご覧ください。 < 15:30 > 茂庵からの眺めと雰囲気を、たっぷり楽しんだら、そろそろ出発。 茂庵のトイレは外にあります。以前は和式で靴を脱がなければなりませんでしたが 最近は和の雰囲気はそのままに、トイレだけ洋式になったので便利になりました。 茂庵からは、真如堂を経て、 金戒光明寺の三重塔から、この石段を下ります。 石段を下りきった所に右手にトイレやベンチがある広場があります。 そこを左の細い路地に入って行くと、 岡崎神社横の細い道に通じていて、やがて丸太町通りに出ます。 その詳しいコースは、この記事をご覧ください。 丸太町通りに出たら、信号を渡り右にあるバス停「岡崎神社前」へ。 バス停「岡崎神社前」から、 < 15:52 > 93系統「嵯峨・嵐山」行か、 < 15:53 > 203系統「祇園・四条河原町」行か、 < 15:59 > 204系統「西ノ京円町・金閣寺道」行に乗り、 2つ目の「熊野神社前」で乗り換え。運賃220円。次なる目的地は、「恵文社一乗寺店」。 バス停「熊野神社前」からは、 < 16:14 > 206系統「北大路バスターミナル」or「千本北大路」行に乗り、 8つ目の「高野」で下車。運賃220円。 バス停は東大路通り(通称、東山通り)と北大路通りの交差点近く。 恵文社へは、東大路通りをさらに北上。2つ目の信号を右に曲がって100m位の所に、 みんな大好き、本と雑貨の聖地「恵文社一乗寺店」があります。 < 16:40 > 恵文社着。 恵文社は、メインの本屋と、奥の雑貨&ギャラリー、比較的新しい生活雑貨&本の 3つのレシピから成り立っています。 まずは、ざっと全体を把握して、それからお気に入りのコーナーをじっくり。 買いたいものは、出発10分前には吟味して購入しましょう。 恵文社の詳細は、この記事をご覧ください。 さて、日帰り1day京都の旅も、残すはあと一軒。 ラストスパートお楽しみの夕食は、やっぱりこの店。出町柳の「かぜのね」がオススメ。 オススメポイントは・・・ 1. 料理&日本酒がおいしい。かつリーズナブル。 2. 古い大きなアパートをリノベーションして造られた空間は、東京にはない感じ。 3. 出町柳という町も、京大が近く学生の町としての雰囲気がある。 あ、かぜのねも、詳しくは以前のこの記事を、ご覧ください。 お店は事前予約がベスト。夜ご飯は18時~なので・・・ < 17:40 > 恵文社を出発。 恵文社から出町柳のかぜのねへは、叡山電車を使うと便利。 最寄りの一乗寺駅は恵文社を出て右方向へ。乗るホームは踏切を渡って左のホーム。 < 17:50 > 叡山電鉄叡山本線、一乗寺駅発、出町柳行に乗り、 < 17:56 > 終点、出町柳駅下車。運賃200円。 駅からは、改札を出て道を挟んだ左前方、出町柳に古くからあるパン屋の「柳月堂」から 左へ数歩。細い路地を右に入り30mほどの右側に、「かぜのね」はあります。 さてさて、帰りは最終の新幹線にした場合、クーポンも使わなければなりませんから 京都駅で30分ほどのお土産タイムを確保しなければ。そうすると・・・ < 20:15 > かぜのねを出発! < 20:34 > 京阪線「出町柳」駅発、京阪鴨東線快速急行・淀屋橋行に乗り、 < 20:37 > 京阪線、三条駅で、 < 20:42 > 市営地下鉄、三条京阪駅発、東西線・太秦天神川行に乗り換え、 < 20:45 > 烏丸御池駅で、 < 20:53 > 烏丸御池駅発」、烏丸線・竹田行に乗り換え、 < 20:58 > 京都駅着。新幹線ホームに向かいます。 運賃京阪線210円、市営地下鉄250円。 < 21:34 > 京都駅発最終、のぞみ66号に乗車。 あとは終点の東京まで、ぐっすり夢の中。東京駅に着く頃はスッキリです。 < 23:45 > 東京駅着! お疲れさまでしたぁー。 ところで、この記事の冒頭に、「日帰り1day京都」のメリットを記しましが、 実はデメリットもあるので、触れておきますと、ズバリ! 事前購入したチケットの日程と、事前予約した新幹線の時間は変更できない。 と言うことです。 つまり、天気がすごく悪くても別な日に変更することはできないですし、 新幹線には、時間を変更できないので、乗り遅れないようにしないといけません。 ですが、なんと言ってもリーズナブルなことと、宿泊しないので、 まるで鎌倉にでも行くような気軽さでお出かけできる点が、たまりません。 ですが、日帰りではもったいない。せめて一泊はしたい!と言う方にも 一泊や二泊のお得なプランもありますので、詳細はこちらへ。 一泊するなら次の日は奈良へ。なんてこともできちゃいます。 もし、奈良へ行かれる場合は、以前ご紹介したこの記事をご参考にされてください。 本日も最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。 今回のお散歩ルートはこちら(午前の部、午後の部、夕方~夜の部)です。
by ikuranosuke555
| 2011-07-29 09:00
| 京都(35)
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